2017年11月4日土曜日

今日から学生相撲選手権(インカレ)ですよ

今日から2日間、大学相撲の最高峰の大会、全国学生相撲選手権(インカレ)が行われます。

この大会、最高峰とは言っても、学連に登録し人数を揃えさえすれば、団体戦には出場することはできます。地区予選的なものはありません。その代わりに大学のレベルによってAからCクラス(参加大学数によってはDクラス)までランク分けがされます。Aクラスが上位12校で、Bクラスが次の12校、Cクラスがその下の12校、残りがDクラスとなります。団体戦はクラスごとに行われます。個人戦はクラス関係なくトーナメント戦で行われますが、大学ごとに出場できる人数がクラスによって異なります。

団体戦は、B, C, Dクラスでベスト4まで勝ち残ると上のクラスに勝ち上がることができます。なのでDクラス相当校が4校以下の場合はDクラスは行われずCクラスから大会は始まります。最近は出場校数が40大学前後なので、Dクラスが行われるかは毎年微妙な状況(ちなみに筆者が現役の頃はDクラス戦も8校程度で行われていたような記憶が)。

一般的には初日が学生横綱を決める個人戦、二日目が団体戦と言われていますが、上記のCDクラス団体戦は初日に行われます。開会式の前に。国公立勢はほとんどがこのクラススタートで、二日目のBクラスに出場することが一つの目標となっています。私も現役時代はCDクラスが主戦場でしたので、このクラスには親近感がありますね。今日の開会式前から戦う皆様の健闘を祈ります。Bクラス目指して頑張ってください。

2017年11月2日木曜日

相撲七大戦プレイバックのプレイバック

七大戦とは何かということに関しては、2年前の投稿(七大戦の話)を参照してください。

九大相撲部は、2年前の2015年から七大戦相撲に参加していないのですが、このままいくと再来年の2019年に九大主管の順番になります。とはいえ、今現在相撲部が休部状態でありますので、このままの状態ですと九大では行えず、おそらく他の大学が代わりに主管をするか、という話になると思います。

もちろん、七大戦のためだけに相撲部があるわけではありませんが、七大戦なのに七大学で行えないことを残念に思っている他大学の方もいますし(だからこそ他大学のOBが復活準備室を立ち上げて支援してくれているのです)、せっかくの地元開催ですのでそれまでになんとか相撲部を復活できたらなぁと思います。もちろんそうなった暁には、私もOBとしてお手伝いしたいと思っています。


以前このブログで、七大戦プレイバックというエントリーを作りました。これまで行われてきた七大戦の記録を(2015年までですが)まとめていますので、ご覧ください。

相撲七大戦プレイバック
相撲七大戦プレイバックpart2
相撲七大戦プレイバック3
相撲七大戦プレイバック4~6
相撲七大戦プレイバック7
相撲七大戦プレイバック8~14
相撲七大戦2015

2016-17年版も作らないとなあ。

2017年10月28日土曜日

九大相撲部の事など

2年以上空いてしまいましたが、久しぶりに書いてみます。

本題に入る前に、2年も空いてしまったので改めてこのブログの目的などを再確認しておこうと思います。このブログは、私の関わっている相撲団体(具体的には九州大学相撲部と福岡市相撲連盟)についての情報を発信することを目的とします。特に九大相撲部は、本題でも触れますけど今部員がゼロなので、ここで情報発信することで九大にかつて相撲部があったことをアピールできればと思っています。

で、本題。九大相撲部については以前にも書いたことがありますが、昨年末に確認したところ、最後まで残ってくれていた大学院生も卒業してしまい、ついに部員がいなくなってしまったとのことです。これまで、活動してるんだかしてないんだかわからない時期もありつつ、それでも誰かしら部員はいたのですが、完全にゼロになってしまったのは創部以来初めての事だと思います。

部員がいないということで現在大学内での位置付けはどうなっているのか、休部ということなのか、それとも取り潰しなのか…。九州大学課外活動WEBというサイトがあり、この中には相撲部(同好会)が入っていないということは…まあそういうことなのでしょう。以前後輩から、土俵はないけど部室はもらえたとの旨聞いていたのですが、それもどうなったことやら…

以前Twitterにも同じようなことを呟いたのですが、部員獲得の条件が九大とほぼ同じ(入学者のうち高校までの経験者はほとんどいないという点で)である、他の国公立大学相撲部の部員獲得状況は、ネットで確認できる範囲ではわりと順調であるようです。ここ数年は相撲ブームと言っても良い状況で、この状況はひとまずは良い方に作用しているように見えます。

ただ、これらは今現在相撲部が活動している大学での話です(当たり前ですけど)。もし相撲に興味がある学生がいたとして、現在活動している相撲部に入るのと、相撲部がないところに新たに作るのとでは、後者はもう一段ハードルが高いのだろうと思います。九大相撲部は、個人的にはまだ看板を下ろしていないつもりですけど、部員がいない状況では、学生一般にとってそれはないのと同じことなのだと思います。

自分が大学に入った時のことを思い出して、僕は相撲部があったから入りましたけど、もしなかったら自分で立ち上げようとは思わないでしょう(それだけに、これと同じ状態だった新潟大学に相撲部が今年の春復活したのは驚きましたし、復活させた学生には敬意を評したいと思います)。

そうこうしているうちに、九大相撲部復活準備室なるツイッターアカウントが出現しました。これは九大相撲部の現状をどうにかしたいと、九州在住の他大学のOBの方が立ち上げてくれたもので、九大の事務とも話をつけてビラなどを学内に置かせてもらっているとのことです。こう言った活動により、相撲を始めるハードルが下がれば、と思います。